アルミ型材用刃具 1MEMシリーズ/サワイリエンジニアリング



木型・発泡・クレイモデル・樹脂・軽金属用の門形マシニングセンタ「NCモデル加工機SWMシリーズ」


超硬1枚刃エンドミル「1MEMシリーズ」



独自開発のアルミ型材向けエンドミル

 サワイリエンジニアリングではアルミサッシやアルミ押し出し材を加工するお客様向けに独自にエンドミルを開発・販売しております。
「長持ち」「切れ味」「溶着しにくさ」を追求し2023年9月より「超硬1枚刃コーティングエンドミル 1MEMシリーズ」の販売を開始しました。



アルミ型材加工のお客様の課題を解決します

01      Q. 加工中に溶着してしまう・・・
           A. 溶着の原因は「切屑の排出性」にあります。1MEMでは1枚刃なので排出性に優れ、
      溶着を起こしにくいです。
02      Q. なかなか良いエンドミルが見つからない・・・
           A. 弊社は国内で「超硬1枚刃エンドミル」を販売している極めて少ないメーカーです。
03      Q. 刃持ちが良くない・・・
           A. 刃具表面に「DLCコーティング」を施しておりますので刃持ちが向上しています。
04      Q. 切れ味が欲しい・・・
           A. DLCコーティングにより切れ味が向上しています。
05      Q. 費用が高い・・・
           A. ハイスと比較すると確かに1本あたりは高額になります。
     しかし刃持ち・切れ味でイニシャルコストを大幅に回収できます。




超硬コーティング1枚刃エンドミル
「1MEMシリーズ」の特徴

 超硬コーティング1枚刃エンドミル「1MEMシリーズ」はアルミ型材加工に特化したエンドミルです。
日本国内では切り屑排出性の高い1枚刃エンドミルはハイスしか手に入らない状況です。
弊社は「超硬1枚刃」を販売している数少ないメーカーです。


DLCコーティングにより耐久性・切れ味を向上

 主に炭素と水素で構成される、ナノレベルの薄膜であるDLCは非常に薄いにも係わらず硬質な性質を持つため、従来にない低摩耗・高潤滑性をもたらします。
以下に主な特徴を示します。

1.硬い
ダイヤモンドの結合構造を持つことから非常に硬い皮膜をつくることができます。また、ダイヤモンドとグラファイトの比率を変えると、幅広く硬さを変えることも可能です。

2.滑りが良い
グラファイトは滑りがよく固体潤滑剤やオイルの添加剤としても使われます。DLCもこの滑りの良さを持っています。

3.表面が均一で滑らか
原子レベルで結びついているアモルファス構造のDLCは表面が平らで滑らかです。

4.化学的に不活性
DLCは化学的に安定していて不活性です。他の物質と結びつきにくい特徴があります。

5.錆びない
炭素を主成分とするため、他のコーティングに使われる金属皮膜素材のように錆びることはありません。

以上の特徴から弊社が開発しているこの刃具はまさにアルミ型材に特化した刃具と言えます。


長尺加工とは

DLCコーティングの性能


長尺加工とは

標準DLCと虹色(DLC-ACX)の比較


主な特徴
比較項目 標準DLC 虹色(DLC-ACX)
色調 虹色
硬さ(硬度) 3000Hv 7000Hv(硬い)
膜の厚さ 1μm 0.5μm(薄い)
酸化温度 400℃ 550℃(摩擦熱に強い)
摩擦係数 0.09~0.13 0.09~0.13
撥水角 65~75° 80°(オイルミストの排出性が良い)
価格 安い 高い




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